![](https://web-breeze.net/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
業務に使うアプリを作りたいんだけど、業者さんに頼む予算はない・・・。いい方法はないかなぁ・・・?
![](https://web-breeze.net/wp-content/themes/cocoon-master/images/doya-woman.png)
MicrosoftのPower Appsを使ってみれば?
簡易的なWEBアプリなら自分でつくれちゃうわよ。
お金はかけられないけど、ちょっとしたアプリが必要になることってありませんか?
でも、プログラミングの勉強や、サーバーの準備等も必要で、ハードルが高くて諦めがちだと思います。
Power Appsを使えば、officeソフトを操作する感覚で、比較的簡単にアプリを作ることができます。
この記事では、その方法について解説していきます。第1回目はデータベース・アプリ準備編となります。
*office 365(SharePointを利用できるプラン)を使用していることを前提とした記事になっています。
作成するアプリの概要
今回作成するのは、超シンプルなタスク管理アプリとします。
タスクの追加・変更・削除・検索ができて、タスクに対してコメントをつけることができるアプリです。
![](https://web-breeze.net/wp-content/uploads/2020/05/20200502_Powerappsdemo.gif)
今回のサンプルアプリの肝は、2つのデータ(タスクとコメント)を紐づけて管理する点です。このような、複数のデータ(テーブル)を紐づける解説はあまり見当たらなかったので、参考になれば幸いです。
データベースを用意する
Power Appsでは、ExcelファイルやSharePointリストなどを始めとした、様々なデータをデータベースとして扱うことができます。
この記事ではSharePointリストを使用してアプリ作成を進めていきます。
*Excelでもとりあえず動くアプリを作れるのですが、業務で使うには厳しめな制約があります。詳細はこちらの動画がわかりやすいです。
SharePointでサイトを作成する
まずはSharePointで、データベースの置き場所となるサイトを作成します。
*SharePointは、情報やデータをチームで共有できるMicrosoftのサービスです。
![](https://web-breeze.net/wp-content/uploads/2020/01/image-1024x276.png)
![](https://web-breeze.net/wp-content/uploads/2020/01/image-1-600x265.png)
![](https://web-breeze.net/wp-content/uploads/2020/01/image-2-600x361.png)
![](https://web-breeze.net/wp-content/uploads/2020/06/image-2-493x400.png)
![](https://web-breeze.net/wp-content/uploads/2020/01/image-4-600x334.png)
![](https://web-breeze.net/wp-content/uploads/2020/01/image-5-600x150.png)
ここまでの手順でサイトが作成できました。続いて、このサイトの中にデータベースを作成します。
データベース(SharePointリスト)を作成する
ここからは、実際のデータを保管するためのデータベースを作成します。SharePointの「リスト」機能を使用します。
![](https://web-breeze.net/wp-content/uploads/2020/01/image-6-600x366.png)
![](https://web-breeze.net/wp-content/uploads/2020/01/image-7-296x400.png)
![](https://web-breeze.net/wp-content/uploads/2020/01/image-8-600x325.png)
![](https://web-breeze.net/wp-content/uploads/2020/01/image-9.png)
![](https://web-breeze.net/wp-content/uploads/2020/01/image-10-600x248.png)
最終的には、下表のようなリストとしました。
列名 | 種類 |
---|---|
title | 1行テキスト |
detail | 複数行テキスト |
status | 1行テキスト |
deadline | 日付 |
![](https://web-breeze.net/wp-content/uploads/2020/01/image-11-1024x177.png)
同じ要領でcommentsというリストも作成しておきましょう。
列名 | 種類 |
---|---|
タイトル | 1行テキスト |
task_id | 数値 |
comment | 複数行テキスト |
2020.3.14 追記
commentsにおいては「タイトル」の名前を変更するのではなく、使用しない項目として残しておくことにしました。(本当は削除してしまいたいのですが、SharePointの仕様上削除できません)
画面右上の歯車→リストの設定で、「タイトル」の「この列への情報の入力を必須にする」を「いいえ」にしておいてください。
![](https://web-breeze.net/wp-content/uploads/2020/03/image-33.png)
![](https://web-breeze.net/wp-content/uploads/2020/03/image-34.png)
tasks と comments の2つのリストが作成できましたか?ここまででデータベースの準備は完了ですので、いよいよPower Appsでのアプリ作成に入っていきます。
Power Appsでアプリを作成する
続いて、PowerAppsのアプリを作成します。
![](https://web-breeze.net/wp-content/uploads/2020/01/image-12-1024x293.png)
![](https://web-breeze.net/wp-content/uploads/2020/01/image-16-1024x404.png)
![](https://web-breeze.net/wp-content/uploads/2020/01/image-14-600x363.png)
PCやタブレット向けなら「タブレット」、スマートフォン向けなら「電話」
![](https://web-breeze.net/wp-content/uploads/2020/01/image-15-600x263.png)
ここまでで、環境の準備は整いました。
第2回からは実際のアプリ作成に入っていきます。
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