こんにちは、ichi3270です。
2020年10月18日(日)に、令和2年度秋期の情報処理安全確保支援士試験を受験してきましたので、記念にまとめておきたいと思います。
*2020.12.25 合格してましたので追記しました!
なぜ受験したか?
正直、実務でセキュリティに関わる仕事をしてるわけでもなかったのですが、IT系の国家試験で初となる登録制の士業ということで、なんとなく興味がわいたので・・・。
なんかちょっとかっこいいじゃん。
ただし、情報処理安全確保支援士っていう名前はとってもダサいと思います。残念ながら・・・
あと、よく同時に書かれている「登録セキスペ」っていうのも大変響きがダサいと思われます。
その他、同水準に位置付けられている「ネットワークスペシャリスト」「データベーススペシャリスト」よりも簡単という声が多かったというのも理由の一つでした。
勉強方法・テキスト等
9月初旬~中旬:午前Ⅱ対策
まずは、通勤時間にスマホアプリで午前Ⅱの問題演習を行いました。
下記のアプリを使いました。(イラストになかなかクセがありますね・・・)
このアプリでなくても、解説がついていれば何でもいいと思います。
過去問4年分くらいを、全問正解できるまで繰り返し解き続けた感じです。
9月下旬~9月末頃:午前Ⅰ対策
こちらも、通勤時間にスマホアプリで過去問の問題演習をしました。
使用したアプリは下記ですが、このアプリ以外でも問題ないと思います。
過去問3年分くらいを、8割ほど正解できるまで繰り返し解き続けた感じです。
午前Ⅰは、範囲がかなり広いうえに、セキュリティ以外の問題も多く、あまり午後Ⅰ・Ⅱに生きないので、なかなか頭に入ってこない分野については捨てていました。
10月初旬:午後Ⅰ対策
情報処理安全確保支援士ドットコムというサイトに、IPA公式の過去問題へのリンクが掲載されていますので、5年分くらい過去問を解きました。
IPA公式の回答は、解説はついていないので、参考書の解説を確認しました。
使用した参考書は下記のものです。過去問解説が助かる~。
解説を読んでもわからなかった場合は、この参考書本体で勉強しました。文章も読みやすいし、絵もついているので、比較的頭に入ってきやすい気がしました。
ただ、自分のような、本業でITをやっていない人間からすると、参考書でも理解できないことが結構ありました。
そういう場合は、その語句でYoutube検索(例:ディジタル署名)して、出てきた動画をいくつか視聴しました。(1つ視聴して、理解できなかったら、更に別の動画を見る・・・って感じ)
10月中旬~試験まで
最後に午後Ⅱの勉強を行いました。勉強方法は午後Ⅰと同じで、
過去問題を解く → 参考書の解説を読む → わからなければYoutubeを検索
という流れです。こちらは4年分くらいやりました。
また、この時期は、スマホアプリで午前Ⅰ・Ⅱの最終チェックをしていました。
試験受験
受験会場は、昭和大学旗の台キャンパスでした。
今年度は、新型コロナウィルスの感染拡大防止対策として、自ら検温した温度を用紙に記入して提出する必要がありました。
なんか、用意されていたカゴに、ポイっと入れるスタイルだったので、ちゃんと見ているのかは不明でした・・・笑 もちろん私は平熱でしたよ!
試験の感想
試験終了後は「やっちまった・・・・・」という感じでした。
過去問演習では8割くらいはコンスタントに取れていたのですが、自分が勉強した問題はほぼ出題されなかった感触。
午前Ⅰを落とした場合、それ以降の試験は採点すらしてもらえないそうなので、正直帰るか悩みました。でも、せっかく電車にのって受験しに来たので、一応続きの試験も受けることにしました。
こちらは、過去問からも結構出題されてたと思います。
8割がた自信をもって答えることができましたので、まあ問題ないだろうという感触。
いくつか新問も出題されていましたが、それを落としたところで合否に影響はないレベルです。
「問1:スマートフォンを用いた決済」と「問3:Webシステムのセキュリティ」を選択しました。「問2:電子メールのセキュリティ対策」は、メールの知識に自信が無かったので即スルーしました。
問1はさほど難しくなかったのですが、「自分の回答は出題者が意図した回答なのか?」と変に悩んで時間を使ってしまった結果、問3に回せる時間が足りず、回答が間に合いませんでした。
しかも、最後の最後で「やっぱこれ違うわ!回答変えよ!」と急いで回答を変更した問題があったのですが、その後でめちゃめちゃ後悔しました。多分、元の回答が正解なパターン・・・
出来栄え的には、6割~7割っていう感じで、採点が厳しめだと落ちた可能性アリです。
「問2:クラウドサービスを活用したテレワーク環境」の問題を選択し、「問1:百貨店におけるWebサイトの統合」は選びませんでした。
これは、午後Ⅰ試験以上に、求められている回答がわからず、最後まで自分の回答に自信が持てませんでした。
午後問題って、過去問をやっていてもそういう傾向はあったのですが、今回は今まで取り組んだ過去問以上に、何を問われているのかがわかり辛かった・・・
出来栄えは、5~7割といったところで、落ちてる可能性も結構高いな~~と思ってます。
・・・ということで、結果発表日である12月25日まではモヤモヤしながら過ごすことになりそうです。(午前Ⅰ・午前Ⅱは公式回答が発表され、自己採点では合格してました!)
結果発表
12月25日になったら結果が発表される予定ですので、この記事を更新したいと思います!
2020.12.25 結果がWEBで発表され、無事合格していました!
数日前に公開された、IPAの公式回答例をみて、「ああ・・・ダメだったかもしれん・・・」と思っていただけに、結構嬉しいですね!
午後Ⅰ・Ⅱ共に、もっと低い点数の想定だったので、公式の回答例と違う回答でも、それなりの内容であれば部分点をもらえるのかもしれません。
あと、今更ながら、午後の問題文は時間が許す限り2週読んだ方が良かったと思いました。
特に午後2のクライアント証明書によるデバイス認証は、文中にサラっと書かれていただけなので、私はすっかり忘れていたのですが、2つの記述問題で問われるという、超重要な部分でした。
なお、IPAの資料によると、受験者 11,597名、合格者 2,253名 で、合格率は 19.4% とのことです。過年度比べて合格率は高めだったようです。また、他の高度試験は合格率15~16%程度のようなので、支援士は若干合格率が高いみたいですね。
次回は、ネットワークスペシャリストを受けようかな~と思っております。
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